
About
これは、卒業生のキャリアの話。
選んだ道も、働く理由も
彼女達のリアルを訊く。

公務員の技術職って、
女子の選択肢に
もっとあっていいと思う。
- Q職業について教えてください。
- A技術系公務員として砂防事業に携わり、土砂災害の予防と対策を担当しています。具体的には、土砂災害防止対策ための砂防ダムを計画から建設、維持管理の一連の業務を担当しています。
- Q1日の仕事の流れを教えてください。
- A朝は必ずスケジュール確認とメールチェックから始まります。その後、現場に向かい監督員として工事進捗をチェックをします。作業着を着て現場を巡回して、受注した建設業者が発注した通りの工事をおこなっているか、安全や品質は保たれているか、位置や高さ、寸法などをチェックしていくので、責任は重大です。でも、分からないことがあれば先輩や上司の方に相談できる体制があるので心強いです。

- Q仕事のやりがいについて教えてください。
- A一番うれしかったことは、地域の方から「ありがとう」や「これで安心して暮らせるようになりました」と言われるときに本当にやってよかったなって思います。また、自分が関わった工事を見かけると「これ私が担当したんだ!」って誇らしい気持ちになれます。まさにまちづくりに関われているって実感できる瞬間ですね。
- Qこの学校を選んだきっかけを
教えてください。 - A美容関係にも興味あったんですが、工場や高速道路、橋梁などの景観にすごく興味をもっていました。私はそういう構造物とか「まちづくり」にすごく興味があって、仕事においても好きなものを観ていたいと思ってました。それで色々調べていたらKOKUSENに出会いました。測量士補や施工管理の国家資格もめざすことが出来て、公務員試験対策を行っていることが判りました。早く社会に出たいという気持ちもあり、2年間で必要なスキルが身につけられる環境が私自身にマッチしていました。

- Q学生時代の思い出を教えてください。
- A留学生が多かったのが印象的で、一緒にお昼ご飯食べたり、留学生の母国の文化や料理を教えてもらったりして、すごく楽しかったです。あと、実習がめっちゃ楽しかったですね。座学ではなく、校外で測量実習をしたことが一番の思い出です。今でも同級生とは仲良くて、この前も結婚式に呼ばれました。女子は結婚しても仕事を続けている人もいて、そういう方たちを見てると励みになります。

- Q後輩の方へのメッセージをお願いします。
- A技術系公務員になって、本当に良かったなって思います!学校の先生方も親身になって教えてくれるし、必要な資格もちゃんと取れるんです。それに、一緒に公務員試験をめざす仲間がいるのが心強くて。試験会場でも友人がいると安心できます。みんなで励まし合いながら頑張れる環境があるのも、この学校のいいところだと思います。

責任は重いけど、
わたしはわたしの仕事が
誇らしい。
- Q職業について教えてください。
- A現場に出て、測量士が作成した測量計画に従い、土地の面積・距離・高低差・角度などを測量しています。 例えば遠賀川の測量をしたことがあってその時は水位を測量しました。
池の場合だと底の歪みや形を見ていきます。とても深い場合もありますが、その場合は5mのスタッフという道具を使うこともあります。
- Q職場環境についてはどうですか。
- Aとても働きやすいです!実務経験者と未経験者が協力し合う良好な人間関係があって社員同士の仲も良いです。でも年上の男性が多いこともあって女性社員として心配されすぎちゃってる所もあります・・重いものとかも代わりに持ってくれたり・・嬉しいですけどもっと頼ってほしい!という気持ちもありますね(笑)

- Q仕事のやりがいについて教えてください。
- A自分が機械を見ることが多いんですけど、自分で機械を見てポイントを飛ばした後に、最終的に形になって図面になって…結果が出るのが、「ああ、やってよかったな」と思いますし、とても面白いです。
- Qこの学校を選んだきっかけを
教えてください。 - A測量士補の資格を取得できる唯一の教育機関で1年間で卒業したら同時に測量士補の資格が取得できるというのが決め手でした。

- Q学生時代の楽しみや思い出とか
エピソードとかありますか。 - A実習の中で同じ班の人とは男女問わず、みんな仲良くなります。そんな感じで私たちの班も放課後に学校に残って、ゲームとかトランプとか先生に怒られるまで学校に残ってやっていました(笑)その仲間たちも今ではみんな就職しました。

- Q後輩の方へのメッセージをお願いします。
- Aこの学校では本当にたくさんのことが学べます。私の会社にも資格を持っていない方がいますが、基礎知識がないため苦労されています。でも、この学校を卒業すれば、現場での専門用語や基本的な知識が身につくので、即戦力として活躍できます。測量は知名度は高くないかもしれませんが、とてもやりがいのある仕事だと実感しています。後輩の皆さんには、基礎をしっかり学んで頑張ってほしいと思います。

図面を描く、それが橋になる。
その瞬間の感動が
忘れられない。
- Q職業について教えてください。
- A建設コンサルタント会社に勤めていて、業務内容は、橋梁設計です。私は、クライアントからの依頼に応え一般橋梁の設計、主に図面作成を担当しています。
- Q仕事のやりがいについて教えてください。
- A自分が設計(デザイン)したものが実際の構造物として完成したときです。特に印象深いのは、朝倉市での設計が完成したときのことです。図面で描いていたものが、実際に目の前に形として現れた時の感動は今でも忘れられないです。設計の仕事って、結果がはっきり目に見える形で残るので、それがすごくやりがいになっています。

- Q現在の職場について教えてください。
- A以前の会社では、個人で担当者として仕事を任されていて必要な時に上司からアドバイスをもらう感じでしたが、今の会社は完全なチーム制なんです。まだまだ勉強中の身なので、上司から細かい指示をいただきながら、チームのメンバーと協力して橋梁設計を進めています。橋の設計は、本当に責任重大な仕事だと実感しています。
- Qこの学校を選んだきっかけを
教えてください。 - A実は姉もKOKUSENの卒業生で、測量士としてインフラ事業に携わっていました。その仕事ぶりを見ていて「私も測量士になりたいな」と思うようになりました。それで、測量士補の資格が取れるこの学校を選びました。普通の大学や他の専門学校という選択肢もあったんですが、やっぱり実践的な技術が学べる学校がいいと思いましたし、先輩達が楽しそうにしていたのも印象的でした!

- Q学生時代の楽しみや思い出とか
エピソードとかありますか。 - A2年生の時のドローン講習が特に印象深かったですね。ドローンを安全に操縦するための必要不可欠な航空法や他の法律等の勉強、ドローンの組み立て方まで教えてもらいました。特に1人1台ドローンを準備していただいて、実用的な操縦技能を学び大変ためになりました。あと、測量実習も忘れられない思い出です。実習班で女性は私1人だったんですが、班員などの皆がサポートしてくれて心強かったです。

- Q後輩の方へのメッセージをお願いします。
- Aこの学校の一番の魅力は、測量士補の資格が取れる点だと思います。普通なら国家試験を受けないといけないんですがKOKUSENを卒業すれば資格が取得できます。それに、実践的な技術が学べる環境が整っていて、ドローンの講習や、最新の技術にも触れられます。女性の皆さんも、測量や設計の仕事で活躍できる場所はたくさんありますよ。私も実際に働いていて、やりがいのある素晴らしい仕事だと実感しています。ぜひ、自分の夢に向かって頑張ってください!

中途半端にしない。
それが先生としての
私のルール。
- Q職業について教えてください。
- A私はKOKUSENで常勤講師として働いています。主に数学と測図測量の授業を担当していて、都市環境設計科の1年生のクラス担任をしています。午前中は測量技術科や測量技術情報科の授業も受け持っています。
- Q土地家屋調査士の資格取得について、
教えてください。 - A2024年2月に取得したんですけど、本当に大変でしたね。特に法律の5択問題が難しくて、それに申請書と図面を描く試験もあります。私の場合は、2年生のときから勉強を始めて、東京法経学院にも通いながら、仕事と両立させて約3年くらい勉強しました。働きながらの勉強だったので、本当に大変でしたけど、なんとか合格できて良かったです。

- Q仕事のやりがいについて教えてください。
- A正直なところ、毎回授業では緊張しています。というのも相手の学生さんも違えば、教える内容も毎回変えないといけないので。でも、学生さんが「わかった!」って顔が明るくなる瞬間があり、そういうときはすごく嬉しいですね。あと、KOKUSENの良いところは、1クラスの人数が少ないので、卒業生との関係も続きやすいです。卒業生が学校に遊びに来てくれたりすると、本当に嬉しくなりますね。
- Qこの学校を選んだきっかけを
教えてください。 - A高校生のときに進路適性検査を受けて、そこで測量士が一番向いているって出ました。最初は不安もありました。しかし、オープンキャンパスに行ってみて先生方の雰囲気を直接見て、すごく安心できました。高校の担任の先生は、たまたまこの近くに住んでいて、「あそこはいい学校だよ。就職もしっかりできるし、国家資格も取れる」って勧めてくれました。

- Q学生時代の楽しみや思い出とか
エピソードとかありますか。 - Aそうですね、私の人生の中で一番勉強した時期だったと思います。新しいことを学んだり調べたりするのが好きで、特に土地家屋調査士の勉強をしていた時期が印象深いです。先生方が本当に親身になってくださって、私が完全に理解できるまで、どんなに時間がかかっても丁寧に教えてくださったんです。その経験があったから、今度は自分が教える立場として、学生から質問されたときは、絶対に中途半端な説明で終わらせないように心がけています。根拠をしっかり示して、相手が納得するまで説明するようにしています。

- Q後輩の方へのメッセージをお願いします。
- Aどんな進路を選んでも、どんな仕事に就いても、必ず楽しいことと辛いことの両方があると思います。しかし、私は正解とか間違いとか、そういうのは実は無いんじゃないかと思っています。大切なのは、何か困ったことがあっても、落ち着いて冷静に考えることだと思います。だから、皆さんにも焦らずに、自分のできることから一つずつ、着実に乗り越えていってほしいと思います。